宇都宮大学 とちぎ終章学センター 終章を生きる 来るべき超高齢社会をどう生きるか

 

文部科学省 地(知)の拠点

「地(知)の拠点整備事業(大学COC<Center of Community>事業)」は、自治体と連携して地域の課題解決に取り組む大学を国が支援し、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図るものです。
宇都宮大学は、この事業に対し、「とちぎ高齢者共生社会を支える異世代との協働による人材育成事業」を申請し、文部科学省に採択されました。
今後は、宇都宮大学が一丸となって、栃木県・宇都宮市・下野新聞社・栃木県社会福祉協議会・宇都宮市社会福祉協議会等と連携して以下の3つの「取組」を推進していきます。

文部科学省「地(知)の拠点整備事業」

採択された事業の概要図

 

取組1 県民 「終章コミュニティワーカー」の養成 ~高齢者共生のまちづくり活動をパワーアップ!~

ネットワークができる! 「終章世代」に関わる人や施設とのネットワークを形成し、高齢者が生きやすいまちづくり活動を進める人材を養成
専門知識が身につく! 「終章コミュニティワーカー養成講座」の修了者には、学校教育法に基づき、宇都宮大学が「履修証明書」を発行
未来をデザインする力
地域では、すでに専門職やボランティアによるさまざまな高齢者共生のまちづくり活動が展開されていますが、課題や悩みがつきものです。
「終章コミュニティワーカー養成講座」では、課題や悩みを共有して、専門知識とネットワークの力で解決できる人材を養成します。

履修科目には、国際学・教育学・工学・農学と、本学のさまざまな専門領域から見る高齢者共生を学ぶことができます。
また、学生とともに学ぶ科目もあり、異世代間で意見交換することで、新たな発見をすることができるでしょう。

現役の保健師などの専門家が担当する授業もあり、高齢者の特質や生活、介護に関する最前線の情報や専門知識を学ぶことができます。また、終章世代に関わるネットワーク(民生委員・ケアマネージャー・地域包括支援センター・社会福祉協議会等)を幅広く形成することができ、情報交換や協力体制の構築はもちろん、新たな切り口の活動が生まれることも期待できます。

取組2 教員 地域志向研究の促進 ~もっと地域に貢献できる!~

全学的に地域志向! 高齢化の進行が地域的な課題である栃木県において、課題を解決するための研究と教育を促進
未来をデザインする力
本学の教員が、それぞれの専門領域の中で、栃木県、あるいは栃木県民、県内の自治体をテーマとする研究と教育を促進します。多くの教員が地域に目を向け、貢献するよう大学が研究活動を支援します。
研究成果を授業に反映することにより、学生の地域志向を高めます。

取組3 学生 全学生必修科目「とちぎ終章学総論」の創設 ~「高齢者共生に強い社会人」になれる!~

自分の生き方を考える! 人生の終章の有り様、高齢社会がはらむ諸課題について学ぶことにより、「生きる」ことに関心が高まります。
アクティブに学ぶ! 授業はグループ討論やインタビューなどの手法で展開し、より実践的に学べます。
もっと深く学べる! より深い知識やスキルを学べる副専攻プログラム「Learning+1」も創設
未来をデザインする力
「超高齢社会」や「終章」など、学生の皆さんにとってはまだまだ遠い未来のことで、自分には関係ないと感じるのではないかと思います。しかしながら、超高齢社会は確実にやってきます。とても近い未来の日本で、職場・地域・家庭すべてにおいて高齢者との共生を指向した社会が現実化します。

そこでは、高齢者に関する課題を自分の問題としてとらえ、共生するための知識やスキルを学ぶことが必要となります。
今、社会は、それぞれの職業の中で高齢者との共生に配慮できる力、高齢者共生のリテラシーを持った人材を求めています。
宇都宮大学では、国際学・教育学・農学・工学それぞれの専門分野に加えて社会に出たときに即実践できる高齢者共生のリテラシーを身に付けることができるのです。

さらに、ジェネリックスキル(コミュニケーション能力、課題発見・分析・解決に向けた立案能力等、あらゆる職業を超えて活用できるスキル)も身に付けることができます。